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シャトー・メルシャン プリムール・テイスティング2017を開催しました


5月10日(水)、東京都目黒区にある「ホテル雅叙園東京」にて、「シャトー・メルシャン プリムール・テイスティング2017」を開催しました。


「プリムール」とはフランス語で"初めての"を意味する形容詞で、ワインでは一般的に「新酒」の意味に使われます。例えば、ワインの本場フランス・ボルドーでは、「ボルドー・プリムール」と呼ばれる世界的に有名なイベントがあり、そのテイスティング会には、ジャーナリストやバイヤーなど、ワイン業界をリードする一流のプロだけが参加が許され、まだ樽やタンクで育成中のプリムールを試飲し、その年のワインの出来を評価するボルドーの一大イベントです。


シャトー・メルシャンでは2016年に収穫したブドウで、それぞれの産地や製法ごとに細かく分けて醸造した、まだ育成中のプリムールをテイスティングしていただく「プリムール・テイスティング」を昨年に引き続き、今年も実施しました。 今年は、シャトー・メルシャンのブランド・コンサルタントに就任いただいたマスター・オブ・ワイン(※)の大橋健一氏にご来場いただき、シャトー・メルシャンの2016年プリムールの講評をいただきました。


※マスター・オブ・ワイン(MW)...英国に拠点を置くマスター・オブ・ワイン協会が認定する、ワイン業界においてもっとも名声の高い資格。大橋健一氏は2015年、日本在住の日本人で初めて合格された。



  
2016年プリムールの講評をされる大橋健一MW   多くの方にご来場いただきました


【シャトー・メルシャン 2016年プリムール】(大橋健一MWの講評より抜粋)


<2016年の特徴>
2016年は9月中旬(白ワイン用品種の収穫の終わり頃/赤ワイン用品種の収穫の始まる頃)にまとまった雨が降ったことで、グレート・ヴィンテージとはいえないが、天候に頼れない分、ワインメーカーの匠の技が出ている、まさに、"ワインメーカーズ・ヴィンテージ"と言えるだろう。
また、匠の技だけでなく、ヴィンテージの個性も表現できているところも見事。
メルシャンでは、「収穫」という非常に大変な作業をブドウ農家さんに任せっきりにするのではなく、そこにワイナリーからスタッフを送り込むことによって人員を補填し、ワインにとって適切なタイミングで収穫を行っている。このことは、農家さんの負担軽減にも、ブドウの品質を保つためにも、さらにはサスティナビリティにもつながる、素晴らしい取り組みだと思う。

2016年ヴィンテージのワインは、総じていうと、
◆白ワインは、細身でありながらフェノリクスの上手な抽出によって屋台骨をしっかりとさせたスタイル
◆赤ワインは、しなやかでエレガントで適度な凝縮感をもたせたスタイルと言えるだろう。


<TOPICS・ロゼワイン>
今、世界はロゼワインブーム。この時期のヨーロッパのワイン売り場はロゼがたくさん並んでいる。アメリカではちょっと甘さを残したロゼが流行っていたりもしている。 一方、日本はまだまだ「ロゼ」について、生産者も消費者も経験が不足している。 そんな中でもシャトー・メルシャンのロゼはワールドクラス。確実に日本でのロゼの起爆剤となりうるワインだ。


例えば、『シャトー・メルシャン アンサンブル ももいろ』 2016年ヴィンテージは、やさしいプロヴァンス・ロゼのような、さくら色に近い色をしている。 非常に美しいロゼ。これは、メルローを主体に、マスカット・ベーリーAを少しブレンドしている。マスカット・ベーリーAのような品種は、グレープキャンディのような甘い香りがするので、食事に合わせにくく、海外では一般的にはあまり使われないが、この『アンサンブル ももいろ』はマスカット・ベーリーAを少しブレンドすることで、日本の、特に抽出が控えめな"ロゼ"の、その控えめゆえの口中の物足りない部分をうまく補完していて、非常に成功している。



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今年は、東京都目黒区の「ホテル雅叙園東京」に場所を変え、昨年より規模を拡大し、「シャトー・メルシャン プリムール・テイスティング2017」を開催しました。
たくさんの"ワインのプロ"の方にお越しいただき、シャトー・メルシャンの目指す産地形成、日本各地のテロワールを表現したワイン造りをお伝えできたのなら幸いです。



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